狛江まち・人 その1 人と人をつなぎ、人と議会をつなぐ代理人~初代代理人水村節子さんからのメッセージ
政策委員として多くの方にお会いする日々、刺激的です。狛江市内の素敵な方たちのお話をみなさんにも知っていただきたいと思い、ホームページでご紹介させていただくことにしました。第1回は狛江・生活者ネットワークの初代代理人、水村節子さん。「水のみずむら」と呼ばれ、『どうなってるの?東京の水』(北斗出版)という本も共著されています。
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水問題に取り組んだきっかけは、家族の健康のために石鹸を使って欲しいというところから始まったのだけれ ども、これは水だけではなく、環境の問題なんだと思って。そこから、水質の調査と検 査を地道に続けました。あの頃はね、決まった時間になると白い泡が表面を覆うような 川もあったのよ。生活クラブの仲間と一緒に見に行って、水質検査をしたり。議会に入っても、水質検査や食べ物に入っている着色料で糸を染める実験を議員に見せたりすると、周囲も理解してく れましたよ。地域と、そして東京の水環境再生のために活動を続けてきました。
議会では水以外にもゴミ問題と特養の事など、とにかく具体的な提案をしま した。「今、議会で何が起きているか、市民は何を考え感じているか」それを伝えるのが 仕事です。人と人をつないで、人と議会をつなぐ。 市民の「代表」ではなくて「代理」なんだから、素人感覚も大切。偉くなる必要は ないのですから。 何でもね、面白がってやらないと、つまらないからね。市長に も直接色々な話をしましたよ。難しい事かもしれないけれど、やはりぶれちゃ駄目なの 。ダメだと思ったらダメって言わないと。たったひとりでも反対する。本当にやりたい 事をやるためには、しがらみから自由でいなければね。
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お話しを伺ったのは東京にも雪が積もった寒い日でしたが、水村さんの力強い声と明るい笑 顔のお陰で暖かく元気になれました。リベラルでぶれない姿勢に心から尊敬の念をいだきました。
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